人の可能性は無限大!未来はいつでも自分次第で変えられる

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未来について考える時、未来を決めるのは今の自分の状況であったり、過去の自分であったりと、今や過去が大きく影響するものだと考える人も多いかもしれません。

あなたも過去に失敗したことが理由となり、これから先もうまくいかないと考えることないでしょうか。例えば、営業のプレゼンに失敗したら、その後も自分ではうまくいくわけないと考えたり、彼女ができない人生を送っていることで、これから先も同じように彼女ができないままだと考えてしまったりすることです。

この記事では、未来をどのように作っていくのか、その考え方と、未来を自分の手で作ることができる根拠についてお話ししていきたいと思います、

未来にはいくらでも可能性が広がっている

人の可能性は無限大で、未来はいつでも自分次第で変えることができます。これだけ聞くと何の根拠もない話に聞こえるかもしれませんね。ですが量子力学的に考えると、未来は今や過去に関係なく、どんな可能性も平等です。

過去うまくいかなかったからこれからもうまくいかない、これは1つの可能性でしかありません。逆に言えば、これから先うまくいくことも、可能性の1つです。

全ての物質が持つ「波動」という考え方

未来には可能性が広がっている考え方として、波のような「波動」の性質を持っていることを知っておく必要があります。

1924年、フランスの物理学者ド・ブロイは、「すべての物質は波動の性質も持っている」と提唱しました。この波は物質波(ド・ブロイ波)と名付けられ、その論文はアインシュタインにも認められています。その後1929年にはノーベル物理学賞を受賞、波動力学の基礎を作り上げた人ともいわれています。

物質波とは何なのかを理解するために、以下の実験例を考えてみてください。

目の前に1つの箱があります。この箱の中に電子を入れるとします。その上で、この電子を入れた箱を上から2つに切ります。

するとどうなるでしょうか?電子は切った箱のどちら側に存在するでしょうか?

電子が波だとして考える場合は、箱の中で広がりを持ちます。その状態で箱を2つに切るとしたら、電子は2つに分かれることになるはずです。ですが現実的には電子は分割することはできません。

そこに存在するもの、それが確率です。
電子は切り分けた2つのどちらかに存在します。確率は2分の1。

これを理論として提唱した学者が、「波動関数の確率解釈」で有名なマックス・ボルンという人です。「箱を開けるまでは、すべては確率でしかなく、結果は分からない」と考える理論です。

未来は決まってないと考える根拠

一方で、この考え方に反論する人物もいました。「シュレーディンガーの猫」の思考実験で有名なシュレーディンガーという人です。

シュレーディンガーは、「箱の中で猫が生きているのか死んでいるかは、箱を開ける前から決まっている」と論破を試みました。このシュレーディンガーの考え方が元になり、

「蓋を開けるまでは、どちらの状態も“重ね合わせ”の状態で同時に共存している」という考えが生まれました。

このような、ものごとが確率的に決まるという考えは、アインシュタイン、シュレディンガーなどの反対する人物もいました。ですが、今ではミクロの世界のスタンダードな考え方として知られるようになっています。この考え方はミクロの世界だけでなく、マクロの世界でも使えるのではないか、と考えられるようになったのが、未来は決まっていないと考える根拠になっています。

人間は、電子の波、波動を見ることはできません。 どこに電子があるのか1点でしか、その存在を確認することはできないのです。

つまり、私たち人間は1つのことしか見ることができません。

位置と時間がどこか1点に定まった電子しか見ることができないのです。量子力学的な視点では、未来は確率でしかないのです。1つのことしか見れないことに関しては、別の視点で見ると、また違った別の現実も存在するとも言えます。

可能性は無限大、未来は自由に選択できる

私たちは、過去がどうだったから未来はこうなる、などの考え方ではなく、今や過去がどうだったとしても、未来は自由に選択することができると考えることができるわけです。

過去こんな失敗をしたから、今こんな風にうまく行っていないから、だから未来も同じようになる、という考え方ではなく、今や過去がうまくいかない現実があったとしても、未来はいくらでも可能性があることは、量子力学的な視点から強くそう言えることがわかります。

未来を変えたいと思った瞬間から、新しい未来が始まります。そう考えることことが未来のワクワク感につながり、そのワクワク感がより良い未来に進むためのエンジンになります。

今や過去に捉われず、理想の未来を思い描くことから始めてみてください。