湯川秀樹の名言から学ぶ「物事の原理原則」の大切さ

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投資でもビジネスでも、何かで成功しようと思うなら、そこには成功するための原理原則があることを知る必要があります。何がうまくいったのか、何がうまくいかなかったのか、それらの要因を分析すると、そこには複雑な要素が絡みあっているように思えますが、物事の心理はシンプルで、その根底にある原理原則も同じくとてもシンプルだったりします。

この記事では、過去の偉人の名言を紐解きながら、物事の原理原則の大切さを考察してみたいと思います!

湯川秀樹の名言

物理学の第一人者であり、日本人初のノーベル賞に輝いた人物としても知られる湯川秀樹の言葉にこんな言葉があります。

現実はその根底において、常に簡単な法則に従って動いているのである。達人のみがそれを洞察する。現実はその根底において、常に調和している。詩人のみがこれを発見する。

物事の原理原則は、根底にあるものはとてもシンプルで、それを見極めることができる一部の人だけがその原理原則を見ていると湯川氏は解いています。私たち人間は物事を複雑に考えすぎることが多く、いわゆる心理と呼ばれるような本質的なところ、根幹にある原理原則のところは、実はとてもシンプルであると教えてくれています。

投資も根底はシンプル

湯川学の言葉はわかりやすく、私もその通りだと思います。

投資においてもまさにこの言葉は当てはまっています。

投資の原理原則は安く売って高く売ること。では”なぜ”高く売れるのかを考えれば良いのです。

FXのテクニカル分析なんて、まさに小手先の技で”なぜ”の部分抜けているので私は好きではありません。

投資信託はわかりやすい

その点投資信託は積みてていけば基本は増えます。

なぜなら、基本的に世界の資本市場は右肩上がりになっているからです。その理由は新規の産業が生まれることによる新たな価値の創造にあります。

新たな価値が生まれることでそこにお金が集まり、投資信託の資産価値は上がっていきます。

また、貯金はインフレによって目減りしますが、投資信託はインフレとともに株価が上がるため、インフレ分は少なくとも資産を保持できるわけですね。

とは言っても投資信託は購入する銘柄をミスすると、効率的に資産が増えないリスクがあります。全体の株価を釣り上げていた企業が不祥事などで企業価値が落ちた場合などが考えられますね。

不動産はもっとわかりやすい

私も保有していますが、不動産はもっとわかりやすいです。

不動産価格は乱高下しているような認識を持っている人もいますが、需要がしっかりあるような土地では価格は右肩上がりです。

都内は顕著ですが、名古屋、大阪、福岡もしっかり不動産の資産価値は上がっています。人口減少の時代になってもその傾向は続いています。

もちろん投資信託と同様にインフレに対応していますので最低限その価値は保持されます。

また、投資信託と違うところは、資産価値が0になることはないという点です。そのため投資信託と違っていつか必ず回収できる投資といえます。

その上、物件をしっかり見極めることで、回収期間を早めることもできます。

まとめ

投資においてもビジネスにおいても、根底にある原理原則を理解することで選択を誤りませんし、判断も早くなります。

そうすることで目の前のチャンスも逃さず、今!というタイミングでより良い決断ができるようになります。

みなさんも小手先の技に捉われることなく、原理原則を見抜く力を養ってください。