仕事で最も幸せを感じる「貢献感」について

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皆さんは、今のお仕事を楽しく取り組めていますか?どんな時に幸せを感じますか?!
「仕事は生活のためであって、幸せを感じる仕事ができるなんて、そんなの理想論だ」
そんな意見もあるかもしれませんね。

とはいえ、同じ仕事をするなら幸せに感じる仕事をしたいと思うのは誰しも同じはずです。そこでこの記事では、僕が仕事をする上で、大切にしていること、どんな時に幸せを感じるかについてお話ししていきたいと思います。

人は何のために働くのか?

ベストセラーにもなった、非常に有名な「嫌われる勇気」という書籍があります。アドラー心理学について解説された書籍ですが、この書籍の著者である岸見一郎先生が、ある時このような話をしていました。

“今の状況は、自分が何のために働いているかを見直す時期でもある“

景気は決して良くありませんが、近年働き方の自由度は増えてきました。どんな仕事を、どのように行うか。選択肢が多い今の時代だからこそ、ただ働くだけでなく、何のために働いているかを見直すことの大切さを解いてくれた言葉です。

あなたは何のために働いていますか?

人は「お金のため」「家族のため」「やりがい」「働かないと生きていけないから」「働くことが好きだから」など、様々な思いを抱えながら日々の仕事に向き合っています。

あなたは何のために働いていますか?

今の仕事に幸せを感じていないなら

もし今の仕事に幸せを感じない、あるいは感じる余裕がないとしたら、様々な視点から仕事や働き方を見直す時期に来ているのかもしれません。

仕事は1日の中でも多くの時間を過ごすものです。人生という単位で考えても、多くの人が最も時間を費やすのが「仕事」です。その仕事に幸せを感じることなく、例えばしんどい、辛いと感じているなら、それはとても不幸なことかもしれません。

同じ人生なら、仕事も楽しく取り組みたいですよね。そこで考えるのが「仕事を変えた方がいいのか?」ということです。今の仕事に幸せを感じないなら、もっと別の仕事をした方が幸せを感じられるのではないか、そんなふうに考えるのも自然なことかもしれません。

僕が「好きかどうか」よりも大切にしていること

僕が仕事において大切にしているのは、その仕事が好きかどうかではなく、貢献できているかどうかということです。もちろん、人によって価値観は様々ですので、仕事において大切にしていることもばらばらで当然です。

前述の岸見先生は「好きじゃない仕事をすること」に関して、以下のように回答していました。

「好きじゃない仕事であっても、自分がここで働くことが誰かの役に立つなら貢献感を感じる」

僕はこの考え方に同感で、仕事の楽しさよりも、人の役に立てているかどうかを大切にしています。どれだけ楽しい仕事でも、人に貢献できない、役に立たない仕事だと、僕はそこにやりがいや幸せを感じないからです。

貢献感を大切にして、幸福感を得る

どれだけ仕事で成功して、多くのお金を手にすることができても、そこに「貢献できた」という思いがなければ、僕は幸せだと感じません。実際、世の中で成功者と呼ばれ、富や名声を手にした人も、みんながみんな幸せな人生を送れているわけではありません。

お金や名声をどれだけ得ても、そこに貢献感がなければ、僕は幸せだと感じません。だからこそ仕事では「貢献」を第一の価値観にして取り組んでいます。

僕は好きだと思える仕事でも、貢献できていないなら辞める選択をしますし、好きじゃない仕事でも、貢献できる仕事なら続ける選択をします。

今の仕事に幸福感を感じない人は「貢献感」という視点で仕事を考えてみることもお勧めです。もちろん、ただ貢献するだけで、疲弊したり豊になれないのも違います。貢献感を得ることで、幸福感を得る、これが僕にとっての理想です。

あなたにとっての幸福感は何ですか?今の仕事をしていて、幸福感を感じないなら、あるいは何のために働いているのだろうと悩むのであれば、仕事、働き方を見つめ直すタイミングかもしれませんね。