自分はなんで生きているのだろう。誰のおかげでこうして生きていられるのだろう。そんなことを考えたことがあるでしょうか? あるいは、自分なんてちっぽけな存在だ、そんな風に考えたことがある人もいるかもしれません。
人間の持つエネルギーは、私たちが思うよりとても大きなものです。その力は、宇宙をも創るパワーがあると言われるほどです。だからこそ、過小評価して小さく縮こまった人生になってしまうのは、とてももったいないことです。
そこでこの記事では、人が持つエネルギーの大きさについてお話ししたいと思います。
「命」は偶然なのか、必然なのか
私たちが今こうして生きているのは、この世に命を受けたからですが、命を授かったのは単なる偶然なのでしょうか。それとも必然なのでしょうか。
明確な答えがあるわけではありませんが、それはきっと偶然ではないと思います。なぜなら偶然では起こり得ないほどの確率を超えて、人は命を授かることになるからです。
命が生まれる際、そこにはとても大きなエネルギーが働きます。爆発的なエネルギーが生まれ、そこに命が誕生します。その大きなエネルギーは、偶然で起こるようなものではありません。
アインシュタインの質量とエネルギーの公式
E = mc2=エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗
ご存知の方も多いかも知れませんが、上記は天才物理学者として知られるアインシュタインが導き出した、質量とエネルギーの公式です。
この公式から1グラムのエネルギーがどのぐらいかをみていくと・・・
1グラムの質量がエネルギーに変換されることで、そこには90テラジュール(90×1012J)のエネルギーが生まれることになります。
90テラジューム、という単位がイメージしにくいかも知れませんね。
電球で例えると、100ワットの電球3万個分を1年間点灯し続ける時のエネルギーとなります。
電球3万個でもイメージしにくいぐらいの数なのに、それを1年間点灯し続けられるエネルギー量と言われると想像しにくいものの、相当なエネルギー量であることは、なんとなくおわかりいただけるかと思います。
人が生み出すエネルギーはとても大きなもの
質量1グラムが生み出すエネルギーの大きさをイメージしていただいたところで、私たち人間がどのぐらいのエネルギーを生み出せるのかを考えてみましょう。
例えば、大人の男性であれば、体重60キロから70キロぐらいある人は多いと思います。
仮に60キロとして考えると、1000グラムが1キロなので、先程の質量1グラムの6万倍のエネルギーということになります。
質量1グラムが電球3万個を1年間点灯できるエネルギーとなるわけですが、私たち人間は、その6万倍のエネルギーを生み出せることになるわけです。想像できないほどの、大きなエネルギーであることがわかると思います。
もはや地球云々ではなく、惑星を吹っ飛ばすぐらいの大きなエネルギーが生み出せるとも言えます。
言うなれば、宇宙をも創るパワーがあると、そう言えるかもしれません。
人間の持つエネルギーは無限大
あくまでも例え話ですが、私たち人間は惑星を吹っ飛ばすほどの、宇宙をも作り出すほどのエネルギーを持って生まれてきた、そう言えます。
私たちがこの世に命を受けたことは、偶然という言葉では片づけられない程の大きなエネルギーが生まれたことが原因です。そういう意味では、人が持つ可能性は無限大と言えるのではないでしょうか。
にもかかわらず、いろんなことに勝手に限界を決めて、できないと思い込んで、小さくまとまってしまっていたとしたらもったいないですよね。私たち人間は、一人一人が大きなエネルギーを生み出す力を持っているわけですから。
一人一人が持って生まれた可能性を最大限に生かすためにも、大胆に、そして可能性を信じて行動したいものですね。